【TMM:No2073】2014年1月24日(金) 地震と原発事故情報|全国の原発周辺から風船飛ばし 放射性物質 拡散範囲を探る(北海道新聞から)|1/20原子力規制委、規制庁との院内交渉集会報告<下>|2/15、16 前双葉町長 井戸川克隆さん講演会(愛媛)のおしらせ|1/25原原講座 第12回【原爆と原発を統一的に考える運動的視座を求めて】|新聞・雑誌から|

たんぽぽ舎です。【TMM:No2073】
2014年1月24日(金)地震と原発事故情報 -5つの情報をお知らせします
                              転送歓迎
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★1.全国の原発周辺から風船飛ばし  放射性物質 拡散範囲を探る
  市民団体、福島事故3年に合わせ3月11日前後に(北海道新聞から)
★2.1/20原子力規制委、規制庁との院内交渉集会報告 <下>
★3.前双葉町長 井戸川克隆さん講演会(愛媛)のおしらせ
  東電福島第一原発の町、双葉町の町長として「3・11」を体験
  2月15日[宇和島] 2月16日[八幡浜] (伊方原発50km圏内住民有志の会)
★4.原原講座 第12回【原爆と原発を統一的に考える運動的視座を求めて】
  1月25日(土)18時~ 江戸川橋(東京)
★5.新聞・雑誌から
 ◇原発避難「地域を破壊」福島の2信組 東電を損賠提訴(1/23 朝日新聞)
 ◇建設中の原発 首相「稼働も」(1月20日 日経新聞より)
 ◇六ケ所再処理工場の敷地 過去に2度 火砕流到達か(1/20 日経新聞)
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┗■1.全国の原発周辺から風船飛ばせ 放射性物質 拡散範囲を探る
 │ 市民団体、福島事故3年に合わせ3月11日前後に
 └────(北海道新聞から)

 原発の再稼働に反対する全国の市民団体が3月、東京電力福島第一原発事故
から3年に合わせ、全国の原発周辺から風船を飛ばす計画を進めている。事故
が起きた場合の放射性物質の拡散範囲を目に見える形で示すのが狙い。北海道
電力泊原発(後志管内泊村)周辺からも3月11日に飛ばす予定だ。
 脱原発の市民団体でつくる「再稼働阻止全国ネットワーク」(東京)が呼び
掛けた。泊を含む各地の原発で過去に同様の調査が行われているが、全国一斉
調査は初めて。

 3月11日前後に風船を飛ばすのは泊、電源開発大間(青森県、建設中)、
日本原子力発電東海第二(茨城県)、北陸電力志賀(石川県)、中国電力島根、
四国電力伊方(愛媛県)、九州電力川内(鹿児島県)の7原発。さらに福井県
にある関西電力3原発のいずれかの周辺でも実施する。(中略)
 風船にはがきを付け、見つけた人にその場所などを連絡してもらう。集まっ
たデータは後日公開する。
 泊では昨年10月、対岸5キロの岩内港から風船約800個を飛ばし、北東に
約180キロ離れた上川管内東川町や旭川市でも到達が確認された。

 原発事故時の放射性物質の拡散予想システムを開発した環境総合研究所(東
京)の青山貞一顧問(東京都市大名誉教授)は、「3月の日本上空は北西から
の風が多いが、福島事故では福島県飯舘村など逆に北西の方向に高濃度の汚染
地域ができた。全国一斉に風船を飛ばして実際の拡散方向を可視化する意義は
大きい」と指摘する。(1月10日 北海道新聞より抜粋)

 ※注)中国電力・島根原発付近からの実施は未定です(メルマガ編集部)


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┗■2.1/20原子力規制委、規制庁との院内交渉集会報告 <下>
 │ 原発再稼働に至る手順についてあいまい回答
 │ 地元理解は規制委の仕事で無いという逃げ
 │ 「原子力防災訓練」というアリバイ工作、原子力事故は発生する前提で。
 └────木村雅英(再稼働阻止全国ネットワーク)

(原子力規制委(規制庁)との院内交渉集会報告について詳細)

1.原発再稼働決定手続きについて
 原発再稼働に至る全体の手順は答えず、次の回答。
 ○最終現地調査は、必要性が認められたら、実施する。
 ○合格後に、シビアアクシデント対策等新たな工事について、使用前検査を
  実施する。
 ○合否は規制委員会(規制庁)のみで判断する。
 ○規制委・規制庁側の手続きは次のとおり。
  ・更田委員(プラント)チームと島崎委員(地震・津波)チームの確認
  ・最終現地調査(必要と認められた場合)
  ・規制委員会決定  ・使用前検査

2.地元の理解について
 地元理解を得ていないことを知りながら、規制委の仕事では無いと逃げる。
 ○地元理解について規制委・規制庁は関与していない。
 ○規制委の役割は審査結果を説明すること。
 ○地元・周辺の理解は、あくまで自治体と事業者の紳士協定。
 ○理解の対象範囲をどれだけと国が指定している訳ではない。
 ○地元・周辺の了解対象範囲と、原子力防災計画・訓練の範囲とは別。

3.原子力防災訓練について
 防災計画・訓練の実態を把握しているが、再稼働のアリバイ作り?
 ○防災訓練は11件、16道府県で実施した。
 ○訓練を踏まえて「更なる」改善をやっている。
 ○原子力災害対策指針について、30km以遠の防災を検討している。
 ○SPEEDIについては、ダウングレードした、参考として扱うのみ。
 ○原子力総合防災訓練(10月、川内)の評価は「さらなる」改善が必要。

4.その他
 ○原発の事故は起きうる!
  以前に規制庁は絶対に事故は起こらないとは言わなかった、100%の基準
  では無いのか? の質問に答えて。
 ・防災担当者は、事故は発生するという前提で考えている、と答えた。
 ・安全規制担当者は、規制基準は最低限で当然事業者はそれ以上の安全性を
  追求する取組を要請している。例えば、炉心溶融とか格納容器の破損に至
  るような事故が起きた時にきちんと有効な対策を取れるかどうかというと
  ころまで審査している。当然事故は起きうるとの前提で審査している。

★参加者からは、SPEEDIを活用せよ、住民説明・了解、東電福島原発事
 故後の福島の厳しい現実を知りそれを踏まえて行政するべし、影響範囲30km
 では狭い、水汚染対策を考慮していないのはナンセンス、泉田知事との対応、
 フィルターベントの扱い、情報公開、メルトスルー後の対応(コアキャッ
 チャー)、IAEAの取組、などを訴えた。
 今後、議員を通じて確認書・要請書を提出して追及していく。(了)


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┗■3.前双葉町長 井戸川克隆さん講演会(愛媛)のおしらせ
 │ 東電福島第一原発の町、双葉町の町長として「3・11」を体験
 └────(伊方原発50km圏内住民有志の会)

◆前双葉町長 井戸川克隆さん講演会 in 宇和島市・八幡浜市

【宇和島会場】
 2014年2月15日(土)13時30分~16時(開場13時)
 宇和島市生涯学習センター(宇和島市立中央図書館3階)
  (愛媛県宇和島市堀端町1-25)TEL(0895)25-7514)
  ※車でお越しの方は、図書館(20台まで)または、宇和島市立病院
   (会場から150mほど)とその周辺の駐車場をご利用下さい。
【八幡浜会場】
 2014年2月16日(日)13時30分~16時(開場13時)
 愛媛県八幡浜市民会館中ホール(八幡浜市本町62-1)TEL(0894)24-7171
  ※伊方から八幡浜市民会館までの送迎を希望される方は下記問合せ先まで
   ご連絡下さい。

 いずれも資料代:300円(高校生以下無料)※カンパ歓迎
 主催 伊方原発50km圏内住民有志の会
 問合せ先 090-1175-0849(堀内)、090-6285-8586(二宮)
-*-*-*-*-
 昨年10月に原子力規制委員会が決定した原子力災害対策指針を受けて、地
域防災計画の緊急時防護措置準備区域(UPZ)が、従来の原発から8~10
kmから30km圏に変更されました。これにより、愛媛県では対象が2市町1万8
千人から7市町約13万人になりました。(ちなみに、福島では50km圏内の
飯館村も全村避難となりました。)
 このようななか、「伊方原発の問題は、伊方町だけの問題ではなく、自分た
ちも当事者なのだ」という思いから、南予市町の住民たちが、昨年、南予各地
で7回の地域住民交流会を持ち、伊方原発を抱えた私たちの暮らしや地域、ま
た将来について、話し合いを重ね「伊方原発50km圏内住民有志の会」が発足し
ました。
 その発足第1回の活動として本講演会を企画いたしました。福島第一原発の町、
双葉町の町長として「3・11」を経験された前双葉町長、井戸川克隆さんを
囲んで朗読・映画を観賞しながら、福島の原発事故の被災体験を伺い、決して
他人事ではない、伊方町をはじめとした南予の未来について一緒に考えていき
たいと思っております。
 子どもたちの未来のために、伊方原発反対、推進の垣根を越えて、フクシマ
の現実を知ることから始め、共に手を取り合ってこれからの地域づくりに取り
組んでいくためのひとつの機会になることを願っています。

どうぞ、本講演会に大きな関心とご支援を寄せていただきますよう
お願い申し上げます。


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┗■4.○●連続講座「運動史から振り返る原発と原爆」●○
 │ 【第12回 原爆と原発を統一的に考える運動的視座を求めて】
 └────(読者からイベント紹介)

この連続講座は、2011年3月11日の原発震災を受けて翌年1月にスタートし、
第11回までおこなってきました。

 「原水爆反対」と「原子力の平和利用(=原発推進)」が両立しえた平和運
 動や、反原発という論理を組み込まないまま核安保 体制と対決してきた
 反戦・反安保運動に原爆という核を問わない反原発運動、こういった歴史的
 負性を批判的に検証する。そんなモチーフがこ の講座にはありました。

 最終回である今回は〈原爆と原発を統一的に考える運動はどうあるべきか〉
 という問いのもと、広島から田中利幸さんをお迎えして、討論します。

講師 田中利幸さん(広島市立大広島平和研究所)
   天野恵一さん + 田浪亜央江さん
日時 2014年1月25日(土)18時~
会場 ピープルズ・プラン研究所 会議室(文京区関口1-44-3 信生堂ビル2F)
   交通:江戸川橋1-b出口より徒歩5分、早稲田駅/神楽坂駅より徒歩15分
参加費 非会員800円、会員・生活困窮者500円
主催 ピープルズ・プラン研究所  詳細 http://bit.ly/1efJ4JH
問合せ TEL 03-6424-5748 メール ppsg@jca.apc.org


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┗■5.新聞・雑誌から
 └────

◆原発避難「地域を破壊」福島の2信組、東電を損賠提訴
 ・固定客失った商店
 ・東電「賠償で預金増」        (1月23日 朝日新聞見出し)

◆建設中の原発 首相「稼働も」(1月20日 日経新聞より)
 安倍晋三首相は19日のNHK番組で、原子力発電所の新増設を巡り「現在のと
ころ全く想定していない」とした自身の発言に関して、Jパワーの大間原発
(青森県大間町)、中国電力の島根原発3号機(松江市)など建設中のものは
含まないとの認識を表明した。「そこから(稼働)の申請が出てくれば原子力
規制委員会でしっかりと検証、判断、審査していくことになる」と指摘した。

◆六ケ所再処理工場の敷地 過去に2度 火砕流到達か
 (1月20日 日経新聞より抜粋)
 日本原燃の使用済み核燃料再処理工場(青森県六ケ所村)の敷地に、火山噴
火に伴う火砕流が3万2千年前と1万5千年前の2回到達した可能性が高いこ
とが19日、原燃が原子力規制委員会に提出した資料で分かった。(中略)

 規制委の「火山影響評価ガイド」は、火砕流が及ぶ可能性が小さいと評価で
きない場合は原発の建設を禁じており、規制委が進める再処理工場の審査で、
これらの痕跡をどう判断するか注目される。(中略)
 原燃は「カルデラができるような大規模噴火が発生するとしても数万年先だ」
と主張。(中略)
 群馬大の早川由紀夫教授(火山学)は「火砕流の挙動と十和田湖からの距離
を考えると、到達していても不思議はない」と指摘。ただ、原燃の資料は不十
分で「火砕流の直前に高く上がった噴煙から降り積もった軽石を見ている疑い
がある」として、規制委による再調査が必要ではないかとしている。


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