サクラと環境・原発 調査・報告集(第10集) 2013年


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調査・報告集(第10集) 2013年
サクラと環境・原発
異変桜見つかる―環境悪化・原発放射能か?


編集 たんぽぽ舎 サクラ調査ネットワー
発行 2013年7月
目次
はじめに
各地からの調査報告
九州地方
四国地方
近畿地方
中部地方
関東地方
東北地方
北海道地方
2004~2013年の異常花率の推移      
サクラ調査要綱(2013年度)
2013年度サクラ調査票
2004~2013年の調査結果表

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(本文より抜粋)
はじめに

 たんぽぽ舎サクラ調査は2004年に始まり,今回で10回目となりました。開始当初の調査目的は,原発から環境中に放出される放射性気体廃棄物により原発周辺のサクラに異変が多発しているのではないかという仮説を検証することでした。1970年代にムラサキツユクサを用いた実験により,原発周辺での突然変異頻度の統計的に有意な上昇を確認された市川定夫先生(1935-2011,遺伝学専攻,農学博士,藤原書店刊「新・環境学」の著者)の監修の下で調査方法と調査結果について検討が重ねられ,回を追うごとに参加者が増え,調査対象樹木が全国的に拡がりました。5回目の調査となった2008年には,前年夏の中越沖地震後に放射性ヨウ素を放出した柏崎刈羽原発近辺のサクラの異変が新聞で報じられ注目を集めました。

 その後も調査を継続して8回目を迎えようとしていた2011年3月,福島第一原発事故が生じ,東北・関東の広い範囲に原発からの放射性物質が降り注ぎました。一方で,その後定期点検入りした原発は大飯3・4号機を除き再稼働されておらず,現在全国で2機のみが稼働しています。福島事故と原発停止がサクラの異変の状況にどのように影響するか注目される中で迎えた今回の調査では,宮崎から北海道まで全部で26のグループまたは個人により調査が実施されました。福島では郡山,会津,南相馬で昨年に続き調査されたほか,飯舘村,二本松市でも初めて調査が行われました。

 この報告集には全国から寄せられた調査結果と報告文を基本的にすべて(写真は一部選択していますが)掲載しました。今回で2回目以上の調査となる樹木については過去のデータと合わせて異常花率をグラフで示しました。巻末の結果表では,これまでは過去の調査については異常花率のみ示しておりましたが,今回全データについて異常花の内訳を示しました。データの解析については今後鋭意進める予定です。データの解析方法等につきましてご助言等ございましたら,たんぽぽ舎メールアドレス宛お寄せください。
(2013年度データ集計担当山田昌郎)

 



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