2013年5月18日~19日 柏崎刈羽原発再稼働阻止応援ツアーの報告





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┗■1.5/18-19再稼働阻止全国ネットワーク主催「柏崎刈羽再稼働阻止
 |  応援ツアー」に参加して
 |  再稼働阻止-新潟と福島と全国がつながった
 |  多様な人々が全国各地から参加した
 └──── 冨塚元夫(たんぽぽ舎ボランティア)

 柏崎刈羽原発はもっとも再稼働の危機が迫っている原発ではありません。愛媛
県伊方、北海道泊、鹿児島県川内、これらのほうが先に再稼働される可能性が高
いとみられています。再稼働阻止全国ネットは昨年11月10日に東京で300人(50
団体・ネットワークと個人)が参加して結成されました。この柏崎刈羽現地行動
は結成後もっとも大きな行動ですが、その理由は東電にとって柏崎刈羽の再稼働
が死活問題であり、我々にとっては再稼働を許さず東電を前段から攻めるという
先制攻撃の意味があります。そして具体的に再稼働の危機が迫ったときすぐに現
地に結集できる体制を作るという意味があります。

 このたんぽぽ舎を中心としたバスツアーの案内役は米山さん、柏崎出身で長年
戦ってきた菅井益郎さん、同じく伊藤久雄さんでした。
 東京からのバス2台80人に加えて福島からマイクロバスで10人を始め青森、茨
城、関西、石川など全国から合計約120人が参加しました。

 18日14時から柏崎刈羽原発反対地元三団体が準備したツアー受け入れ集会が行
われました。
 地元三団体からは共同代表の矢部忠雄さん、差し止め訴訟原告団の吉田隆介さ
ん、プルサーマルを考える市民ネットの桑山史子さんが挨拶されました。
 再稼働阻止ネットからはたんぽぽ舎の柳田さん、経産省前テントの八木さんが
挨拶しました。
 各地からは福島始め、大間、東海村、志賀(羽咋)から挨拶がありました。福島の
連帯ユニオンの佐藤昌子さんは除染労働者の過酷な労働条件と不当に低い報酬
について話されました。大熊町から避難生活をしている木幡ますみさんは病人
や子供が過酷な避難生活のなかで次々と死んでいく実態を話されました。東海村
からは2人が再稼働の危険と村長選挙のアピールをされました。
 夜は2つの民宿に分かれて全員で交流・懇親会を行いました。


5/18 原発再稼動阻止応援ツアー受け入れ集会

 翌日は見学コース(バス2台多数)と街宣コース(車2台9人)に分かれて行
動しました。
 街宣したのは福島の女性を中心に地元代表とたんぽぽ舎代表でした。
 見学コースは近藤容人さんの案内で、椎谷岬、真殿坂(まどがさか)断層、原発
全景、原発交付金で建設した生涯学習センター・ラピカなどを見ました。
 最後に街宣の人も加わって、全員で原発に近い荒浜で集会・再稼働阻止のシュ
プレヒコールを行いました。


5/19 柏崎刈羽原発に向かってシュプレヒコール


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┗■2.新潟での出張ハンスト報告―柏崎刈羽現地闘争に行ってきました
 |  女たちの交流会-音楽あり、新潟の長い闘いの歴史あり、
 |  福島の女たちの苦闘の活動あり…
 └──── 橘 優子(たんぽぽ舎ボランティア)

○5月17日から休みを取って経産省前テントひろばのハンストに参加、16日夕飯
から食を絶っても折角の休みにやらねばならないことはたくさんあって、さすが
に金曜官邸前行動のたんぽぽ舎の旗持ちしていたら、クラクラ…8時前には経産
省前テントひろばに戻って、座り込みながらお姉様たちに、柏崎・刈羽遠征にハ
ンスト用のプラカードやはんてんを借りても良いか訪ねたら、「ああ、いいよ
出張ハンストで行っておいで」!という訳で、18日の夜の交流集会までの2日程
度の短期のどこでもハンストでしたが、集会はもちろん、バスの中でも、休憩の
SAのトイレでもはんてんでプラカード、「私にエサを与えないで!」とまわっ
てくるお菓子もさえぎって、夕方にハンストは終了、夜の宿のおいしい食事は半
分くらい食べて、交流会に臨むことができました。体は軽くなり、夜も皆がビッ
クリするくらいの寝つきの良さで熟睡。

○東京からの2台のバスの大遠征のこと、青森や福島、東海村、富山、関西から
も仲間が駆けつけ、柏崎・刈羽現地の仲間たちとアツい交流の中、再稼働阻止の
大集会を成功させたこと、新潟日報にも写真入りで大きく取り上げられて、以降、
多数の参加者からもご報告いただけると思いますので、私からは、「女の館」の
報告を。
 というのは、私も行ってみてビックリ、宿泊が男女で別々の海の家を兼ねた民
宿に別れてとなり、夕食とその後の交流会も、まったく男女別となったのです。
 新宿に帰りついてからの打ち上げで男性の方からは原発いらない福島の女たち
の話が聞きたいとかなりのクレームもあったということですが、ああ、そういわ
れると、そうかしら、ごめんなさいで、女性の宿の方は、皆さっさと夕食を済ま
せて、入浴して着替えて、さながらパジャマパーティー。

○オープニングは国会前でお馴染みの「花の金曜プンムル(農樂)隊」のパフォー
マンス、原発いらない福島の女たちの黒田さんもチャンゴをたたき、私も昔なら
った鳳山仮面劇の舞で参加、やりたい放題どんちゃん騒ぎをしてからの交流会は、
一気に打ち解けて盛り上がりました。
 おひとりおひとり自己紹介しながら述べられた新潟の闘いの長い歴史、柏崎・
刈羽の地域で孤立して闘う困難さ、心打たれるものがあります。そして、大勢で
駆けつけた福島の女たち、とりわけ、避難先の会津から4人で揃って来た大熊町
の女たちは、避難先で出会って共に歩み始めたこと、既に大熊町に戻ることは断
念する中で、放射能に汚染されたものを移動させることなく、大熊町に中間貯蔵
施設を設置すべきと決断するに至ったこと、前を向いて若い世代と共に生きる街
づくりを考えていきたい、そう語る彼女らの潔さにも私たちは胸を詰まらせます。

○そして、こういう、雰囲気の中だからこそ、参加者全員が自己紹介をし、人前
で語り合い、お開きの時間になっても話は尽きず、深夜まで話し込む人も居れば、
寝る人が歯磨きしている洗面所に早起きの人が歯磨きに来たとかで、早朝からの
海を眺めながらのおしゃべり会は、体ほぐしや、簡単ヨガ講習会になったり、7
時くらいには、朝飯前のひと騒ぎ、海岸でのプンムル、皆、やりたいように体を
動かし、太極拳もやって、最後に気功で深呼吸したら、海の香りが体中沁み渡り
ました。女たちの闘いは自他共に労わりあいつつ、しなやかに、軽やかに歩んで
参ります。



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