「第25回 たんぽぽ舎総会」 報告

 

「第25回 たんぽぽ舎総会」 報告

 

 2月24日(日)、スペースたんぽぽに於いてたんぽぽ舎の「総会」が開催されました。

「原発震災」から二年が過ぎ去ろうとしている今、私たちは何を思い考え、毎日の生活をおくっていくのか。福島第一原発の事故、放射能による汚染の事実が何事もなかったように消しこまれようとしている策動がある中で、「たんぽぽ舎」からの心のこもったメッセージを届けるために皆さんの知恵と行動を結集しようと呼びかけられた集まりでした。

 総会は三部構成で企画され、13時30分定刻に始まった第1部の総会には80名、三部全体では100名をこえる皆さんのご出席が得られ、委任状を寄せられた会員の皆さんの意を組み運営委員の阿部さんの司会で活動報告と方針案の討議が開始されました。

 第24期(2011年3月~2012年2月)の活動報告を行うに当たって沼倉事務局長より、一年間の活動は多岐に亘り、限られた時間で報告出来ない位盛りだくさんの行動を皆さんのお力添えで行ってきたこと。そのことを象徴する事例として、年間の印刷物の発行枚数が40万枚、1日あたりで単純計算すると1000枚になっていること。メルマガについても401回発信され、日刊どころか日に2回発信されることも度々あり、全国の皆さんからたんぽぽ舎に寄せられてくる情報や、問い合わせが格段に増えていることが報告されました。

たんぽぽ舎の活動が大きく前進している事の表れとしてありますが、今以上に運営努力と工夫を重ね、皆さんの期待に応える体制の整備が求められています。ぜひとも会員の皆さんからの「運営委員会」に対する叱咤激励と協力をお願いしたいとの要請がなされました。

引き続きたんぽぽ舎がこの一年間力を注いで行ってきた取り組みの報告が行われました。毎週金曜日の官邸前行動は、第1回から毎回欠かさず参加して来ましたが、伊藤晴夫さんより毎週のボランテアの皆さんの努力でビラを作成しアピール出来た事。官邸前行動に参加し、多くの皆さんとの出会いがあり、運動が繋がっていった事が何よりも大きな成果だったと報告されました。

また、たんぽぽ舎は「テントひろば」の意義を大切にし、毎週火曜日には誰かが必ずテントに詰めるという取り組みを行ってきました。安倍政権誕生とともに、テントにも厳しい攻撃が掛けられていますが、「あおぞら放送」の開始など、創意工夫された取り組みも開始され、元気の出る活動が展開されていることが山本礼二さんより報告されました。

最後に「スペースたんぽぽ」の活動が冨塚元夫さんより報告され「学び、つながり、行動する」スタイルが大きく運動に貢献できたこと。時々の情勢に即応して講座が開設されたこと。それを担った「講座運営委員会」にはこれからも多くの皆さんが加わり、取り組みの輪を広げていってほしい事などが提起されました。 「スペースたんぽぽ」は6月で丸二年を迎えます。講座に限らず、「スペースたんぽぽ」を通じて人と人の新たな出会いが始まり、活動分野や情報量が格段に広がった事実は貴重な運動の財産です。皆さんの努力で経費も大分改善されてきてはいますが、当初の運営計画の二年間の財政計画では今後、事務所維持に必要とされる資金が不足しています。何らかの改善案が求められています。運営委員会としても課題の一つとして論議していかなければなりません。

活動報告を受けて、坂東副代表より「財政報告」が行われ、25期の財政計画も合わせて説明されました。報告の中で、この一年間の活動によって従来になく会員加入が増え、財政収入にも大きく貢献できたことが報告されましたが、一方で活動に関わる経費も増え、従来からの「借入金」の返済は引き続き努力していかなければならない課題になっています。

たんぽぽ舎の財政は、パンフなどの販売やカンパ、会員の会費などで成り立っています。運営委員会としても今回の総会時に受付に会員会費の納入窓口を設けました。会費の納入時期を定める工夫や販売努力を重ねていきますが、なによりも普段に分かりやすい財政報告を定期的に行い、積極的に財政支援、会員加入をお願いしていくつもりですので皆様方の協力をお願いするしだいです。

経過報告を受けて柳田代表より方針案の提起がなされました。今期は再稼働反対の取り組みや、テント防衛などの大きな課題がのし上がっています。従来にもまして、活動範囲は広がり、今以上に人と人の繋がりが求められます。その屋台骨を支えるたんぽぽ舎の日常活動を担っていくボランテア体制を100人体制にすることが方針の一つです。従来からの情報紙の発行体制の維持はもちろんですが、連絡や情報の伝達のためにもネットワーク機能が重要になってきます。チームとして活動していきたいと思っていますので是非ご連絡下さい。

「再稼働全国ネットワーク」の連絡事務所もたんぽぽ舎に置かれていますが、再稼働阻止の取り組みはたんぽぽ舎の運動方針の第一義的課題です。全国的な取り組みも求められておりますが、全国各地への闘いを応援する取り組みを足元から身近な人に訴え、ツアーへお誘いするなど一人ひとりが出来る活動を作り上げていきます。テント防衛ハガキ行動など大きく広げていきましょう。

たんぽぽ舎の「ひろば機能」を介在して様々な情報発信が行われています。中でも「寄せ集め新聞」やメルマガ「地震と原発事故情報」は多くの読者から期待され、活用されている情報源です。投稿記事も増え、編集に苦労している状態です。マスメディアの情報発信と違い、一つの記事が人と人の出会いを作り、また発信された情報は、運動の血肉となって様々な論議が沸き起こる媒体になっています。当然記事に対する疑問やご意見も返信されてきます。こうした問い合わせにも可能な限り対応する中でメルマガが発信されています。

現在は無料で配信しておりますが、読者の皆様の活動に貢献できる質の高い記事を配信し続けるためには人手と労力(時間)、諸経費が掛かります。詳細は今後の検討課題ですが、本総会においてメルマガ発信継続カンパのお願いが提起されております。

方針案の最後に年間活動計画の行動が示されましたが、2013年は「原発推進か原発廃止か」が問われる正念場の闘いになるとの位置づけで従来からの取り組みに加え、「再稼働阻止全国ネット」のツアーを皆様方の力で成功させたいとの決意で方針案を採択させて頂きました。

スタッフ人事の承認の前に、浜岡からご参加して頂いた「浜岡原発を考える静岡ネットワーク」の白鳥さんより現地の状況報告を交えたアピールと連帯のご挨拶を承りました。現地では中電の付けば凌ぎの防波壁4mかさ上げ問題で住民の怒りが湧き起こっている。事故を起しても電力会社は何ら変わっていない。寧ろ隙あらば住民を騙す手立てを次から次に打ち出してくる。何としても廃炉に向けて頑張りたいとの力強い発言が会場に響き渡りました。紙面の都合、詳細は報告できませんので、是非4月19日~20日の浜岡ツアーに参加して頂き現地との交流を深めたいと思います。


総会の最後に鈴木共同代表より「運営委員会」人事の提案があり、新たに運営委員4名。応援する人として運営委員会をサポートする人21名の皆さんが加わった総勢63名(アドバイサー含む)のスタッフで活動する体制がスタートしました。会員の皆さん。これからの一年は大きな闘いの節目となる一年です。一人の力では対応できないことでも皆がつながることで一歩前に進むことが可能です。身近にいるスタッフに声を掛けてください。「再稼動の嵐に抗する」人間の鎖をともに築きあげていきましょう。


2013年3月14日 「第25回たんぽぽ舎総会報告」  報告者‐沼倉潤


追記:
来年は「たんぽぽ舎」が生まれてちょうど節目の25年にあたります。
この一年を精一杯活動して、来年こそは明るい未来に向けた元気の出るイベントを企画したいと思います。
アイデア、企画持込大歓迎いたします。



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