【TMM:No1501】2012年6月29日 地震と原発事故情報/本当は、もう原発のことは考えたくない・・・でも、福島で起こったことを、福島の人間が伝えなければ、福島の犠牲は報われません。(きだせつこ)|ほか

たんぽぽ舎です。【TMM:No1501】
2012年6月29日(金) 地震と原発事故情報
                              転送歓迎
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★1.本当は、もう原発のことは考えたくない・・・
    でも、福島で起こったことを、福島の人間が伝えなければ、
    福島の犠牲は報われません。           (きだせつこ)
★2.発電コストは原発の1000倍 もんじゅの巨額投資いつまで??
                   (6月25日 デーリー東北より)
★3.生きるための脱原発、原子力防災は果たして成り立ちうるか
       (6/25 茨城新聞「安全の羅針盤」より、村上達也 東海村長)
★4.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
 ◇7.1新宿原発やめろ!!!!! 新宿中央公園集合16時
 ◇浜岡原発現地報告会 7月7日(土)午後2時、飯能市
★5.<テント日誌6/26(火)
   ?経産省前テントひろば290日目 稼働原発ゼロ52日目>
    テントを訪れる人々は絶えることなく
    10・29官邸前10万人行動へ!6・30?7・1おおいへ!
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速報!今日の首相官邸前の抗議、6時半ごろ歩道は人で埋め尽くされ、車道にはみ出すほど。再稼働反対の声に呼応して聞こえてきたのは「野田やめろ」のコール。7時ごろには車道の片側が人で埋まり、坂の下までずっと人人人人。今日は報道ヘリが7機も飛んだそうだ。
山本太郎さんの1回目の実況中継はOurPlanetのアーカイブで。
http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/1379
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┗■1.本当は、もう原発のことは考えたくない・・・
 │   でも、福島で起こったことを、福島の人間が伝えなければ、
 │   福島の犠牲は報われません。
 └────(きだせつこ)

 少しづつ少しづつ、何もなかったかのように、被災地は復興が進んでるかのように見せかけ、ちゃっかり増税、しっかり再稼働ですが、そんな魂胆も、さすがに政治に興味を持たなかった若者たちさえ気づき始めました。デモや集会に集まる人がどんどん増えています。それでも、原発なしにこの夏を越えたら、原発必要!の嘘がばれてしまうので、この国は必死です。

 広島で懲りずに長崎にまで原爆を落とされた国なので、原発も二回爆発しないと解らないらしいです。そんなゴタゴタで、私たちはおいてけぼりのまま。 震災前に原発関連会社で働いていた息子は、福島から離れていたのに東電に出向です。出向と言えば聞こえはいいですが、

《警戒区域の線量計測、スクリーニングの立ち会い、やがてはフクイチの瓦礫 撤去か…。東電は、自社の社員を被曝から守るために、無数にある関連会社 にばらまき、協力会社に不足要員を出させる → 断ると、おたくには仕事を回 さないぞと言われるので出すしかない → うちの息子が行くことになった…》
こんな構図だそうです。

 これは、私が「あなたはあなたの大切な夫、息子に、原発で働けと言えますか。私は言えません。原発作業員の母より」と書いたプラカードを掲げてデモに参加した写真が、毎日新聞茨城版に掲載され、それを読んだ、原発で働いていたという方から、「よく言った。私の知る限りの情報を教えるので頑張って欲しい。」と、連絡が来るようになり、その方が、息子さんはどうしてる?と心配してくれ、出向したことを伝えたときに話してくれたことです。

 東電も他の電力会社もこの国も、どこまで卑劣なことをするのか…東京は情報が多いだけに、毎日のように人が集まるのですが、地方に居る人には伝わりません。私は、福島の原発立地町に住み、フクイチ爆発後、家も失い、自分の息子や地元の作業員が東電に利用されていること、福島県内の外に出ない現実を知る者として、四国電力伊方原発のある愛媛県の原子力安全対策課、大飯原発のあるおおい町の役場、日本原電東海原発のある茨城県の原子力安全対策課で行われた、抗議、要請に参加し、日本の原発がまちがいであったことを認め、再稼働はやめてくださいと訴えてきました。

 集会から避難先の水戸に戻ると、広瀬隆氏や知り合った方にいただいた資料、巷に溢れる報道雑誌の中から気になる物や、広告のない、経済界や政治家や利権団体に遠慮せず事実を書いてくれ、誰でも投稿できる数少ない報道誌「週刊金曜日」を読んで考えます。また、私の活動を知って、どこからか連絡先を聞きつけ、「私は長い間、広告業界で生きてきた者としてアドバイスします。

 新聞は選んで読んでください。テレビも信用しないでください。新聞もテレビも広告主に逆らえません。新聞は記者が必死に取材した事実も、企業や経済界側に不利な事はボツにされ、編集長クラスの管理職が自由に使える金で操作します。原発報道では編集側にCIAの監視が入ってるところもあります。今のところ、東京新聞が一番です。一個人が訴えることで、心折れ、疲弊することもあるでしょうが、どうかお体を大切に頑張ってください。」と忠告してくれた方の話などを参考に、依頼された会合で発言する内容を考えます。本当は、もう原発のことは考えたくない、新しい環境でやり直したい…これが本音です。

 でも、福島で起こったことを、福島の人間が伝えなければ、福島の犠牲は報われません。原発はいつか必ず止まります。

 それは、第二、または第三のフクシマが起きた時か、人間の知恵と理性で、止めた時です。電力会社のみなさん、政治家のみなさん、報道界のみなさん、国民のみなさん、あなたはどちらを選びますか?
 《おかげさまで原発難民になりました。
  だからここからひとりでも…きだせつこ》


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┗■2.発電コストは原発の1000倍 もんじゅの巨額投資いつまで??
 └────(6月25日 デーリー東北より)

 原子力機構の高速増殖炉原型炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)の開発を続けた場合、総事業費は少なくとも1兆4千億円を超えることが明らかになった。1995年のナトリウム漏れ事故をはじめ、トラブルと計画延期を繰り返し、発電実績から単純計算した発電単価は今のところ、現在の原発の約千倍に上がる1キロワット時当たり1万円。

 東京電力福島第1原発事故後、政府は原発に依存しない方向を打ち出し、エネルギー・環境会議で原子力を含めたエネルギー政策を議論するが、もんじゅの扱いは試金石となりそうだ。

 「長年にわたって多くの費用が費やされたが、いまだに実用化されていない」。国の原子力委員会は21日に決定した核燃料サイクルに関する報告書で、高速増殖炉開発にチェック機能が働いていなかった可能性があるとの反省の弁を記した。(後略)


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┗■3.生きるための脱原発、原子力防災は果たして成り立ちうるか
 └────(6/25 茨城新聞「安全の羅針盤」より、村上達也 東海村長)

 「原発は安全だというのが、従来の前提だった。原子力の防災対策・計画は、これに基づいて立てればよかった。しかし百パーセント吹っ飛んだ。『原発は安全』という前提がなくなり、原子力防災は果たして成り立ち得るのか、との考え方が必要になった」

 原発は、核燃料を冷却できなくなればメルトダウンを起こし、強固とされた閉じ込め機能は意外なほど脆弱だった?。大量の放射性物質を広範囲にまき散らした東京電力福島第1原発事故は、「安全神話」に寄りかかったこれまでの原子力防災対策を土台から突き崩した。(中略)

 「日本は、推進となったらそれ一辺倒になり、コントロールできずに暴走する。戦争もそうだった。脱原発の動きは『国権』に対する『民権』の動き。脱原発の選択肢は変えられないし、流れは止まらない。人類は無限の太陽エネルギーの活用に転換すべきだ。それができずに技術先進国だなんて、ちゃんちゃらおかしい」(中略)

 「原発をなくしたら生活ができなくなる、といった言い方は短絡的だ。与えられたカネで生きていくには限界がある。立地地域が、原発依存からいち早くどう脱却するかが求められている。それには県の力も国の支援も必要だ」 事故発生による甚大な被害と、手に負えない核のごみ。解決への道筋は見えない。

 「天災と違い、原発事故は運命だとは諦められない。家族が分断され、生活の基盤を支える故郷を失う。原子力は、人類が処理できない放射性廃棄物も生み出す。人類が生き残るには原発があってはいけない。原発はやめるべきだ。それが『生きる』ということだ。


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┗■4.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
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◇7.1新宿原発やめろ!!!!! デモのご案内

 お世話になっております。「素人の乱」では、2011年、毎回1-2万規模のデモを行いました。特に、3.11直後の4月10日高円寺のデモは、当時の閉塞感に風穴をあけ、大いに話題を呼びました。その後、渋谷5月7日、新宿6月11日、銀座8月6日、新宿9月11日に、「原発やめろデモ」を主催し、高円寺では約1万5000人、渋谷、6月の新宿では約2万人、銀座8000人、9月の新宿では1万人、のべ7万人が集まり、サウンドカーを中心に、若い世代だけでなく、あらゆる年代の人々が、思い思いのスタイルで主張を掲げ、歩きました。

 さて、あれから9カ月! 来たる7月1日、久々に大きなデモを行います。
 ぜひご報道ください。

 日時 7月1日(日)16時  新宿中央公園集合(予定)
 詳細は下記URLに次々とUPされますので最新の情報はぜひごらんください。
 http://nodayamerodemo.tumblr.com/
 声明 柄谷行人
 賛同人 雨宮処凛氏(作家)、鵜飼哲氏(一橋大学教授)、大澤真幸氏(社会学者)、奥泉光氏(作家)、 鎌田慧氏(ルポライター)、高祖岩三郎氏(思想家)、 田中優子氏(法政大学教授)、鶴見済氏(ライター)、毛利嘉孝氏(社会学)
 ★なお、デモとは別にアルタ前広場で18-20時から街宣があります。


◇想定される東海地震 そのとき浜岡原発はどうなる・・・
 7月7日(土) 浜岡原発現地報告会

 浜岡には、M8レベルが予想されている東海大地震震源地の真上にある脆弱な地盤の上に5つの原子炉が建設され、世界一危険な原発であると指摘されてきました。福島原発事故後、管前首相によって浜岡原発に対する停止要請があり、現在原子炉は止まっています。しかし、いまだに核燃料はそのまま施設内にありますから、もし言われるような大地震が起きたならば、首都圏を含む広範囲の地域が福島同様、取り返しのつかない事態になるかもしれません。

 浜岡の地元で長年浜岡原発の危険性を訴え続けていらした伊藤実さんをお招
きし、浜岡の実情をお聞きします。

 講師 伊藤 実さん(浜岡原発を考える会代表)
 日時 7月7日(土)午後2時?
 場所 まるひろ7F市民活動センター、参加費無料、申し込み不要
 共催 飯能市消費者団体連絡会、原発とめよう飯能   
 連絡先 川野042?970?3535、鈴木042?977?0141


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┗■5.<テント日誌6/26(火)
 │  ?経産省前テントひろば290日目 稼働原発ゼロ52日目>
 │   テントを訪れる人々は絶えることなく
 │   10・29官邸前10万人行動へ!6.30?7.1おおいへ!
 └────( Y・T )

6月26日(火) 曇り 今日も朝は肌寒さを感じるほど。
 午前中に、岐阜県各務原市の女性が2人来訪される。テントははじめてとのことであった。岐阜県は大飯原発に事故が起きた場合やはり大きな影響を受けるようだ。そういえば風船での実権結果を示す地図が、テントに貼られている。県議会も5月に、大飯原発等の再稼働について政府の慎重な対応を求める意見書を採択している。

 それでも地域で運動を広げるために、様々な苦労をされている。全国各地での絶えることのない努力の積み重ねが現在の大きなうねりをつくっているのだと実感する。7・16にはみんなで上京されるようだ。その後、名古屋からも来られる。

 午後、ルポライター・ジャーナリストの高杉晋吾さんがお見えになった。これまで精神医療の問題や環境問題(ダム・産廃問題や循環型社会)で数々著作を出しておられるが、遅まきながらも原発問題に取り組まねば、と仰る。そこへ御前崎市の伊藤実さんがお見えになった。浜岡原発の立地で、数々の脅迫を受けながらも長年にわたって浜岡原発に反対して闘ってこられた方である。お2人は近々、所沢・飯能方面で講演会を予定されていてその打ち合わせでもあったようだ。地殻変動の波は至る所へと広がっていく。

 消費増税の衆院採決の結果に耳を傾ける。民主党内の造反がどれほどのものとなるかに関心は集中している。この間民主党の女性議員達が官邸前行動に合流してきた。人々の運動が国会内にまで影響を及ぼし始めている。消費増税のなりふり構わぬ強行はその動きを加速する。6・29の全国の女たちの国会行動はまさにその狼煙となるだろう。

 夜はテント全体会議。スペースたんぽぽがビッシリと埋まって参加者は60人ほどか。この間の運動の高まりがここでも感じられる。

☆つづきは テントひろばホームページで
 http://tentohiroba.tumblr.com/post/26067963064/6-26-290-52


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